top of page
執筆者の写真Kaede Immigration Services

2024年1月開始【スタディーパーミット申請での変更点】

現行のルール(2023年12月31日まで)では申請者一人で1年以上の留学の場合、資金として生活費 $10,000 CAD + 1年分の学費を証明する必要があります。すでに学費を支払い済みの場合、レシートを提出すれば学費は残高証明書に含まれていなくても大丈夫です。配偶者や子供など家族も同行する場合、家族の生活費の証明も必要になります。生活費 $10,000 CADは2000年代前半からこれまで約20年間ずっと変わりませんでした。しかしこの金額ではカナダで生活するには不十分であることを渡航後に知る学生が多く、またここ最近のインフレで物価や家賃が上がり、生活が困難になる留学生も増えてきています。


カナダ政府の統計サイト「Statistics Canada」によると、人口50万人以上の都市で一人で生活する場合の生活費の最低金額は以下のようになっています。(※税金支払い後の金額です。)


2000年 $15,362

2005年 $17,230

2010年 $18,759

2015年 $20,386

2020年 $22,060

2021年 $22,801


家族が増えればその分生活費も必要ですし、人口の少ない地域ですと大都市に比べて生活費は少なくてすみます。


生活費の最低金額の推移を見ると、スタディーパーミット申請での資金証明金額も上がるのは仕方ないことだと納得できると思います。2024年1月1日より、一人で申請する場合は生活費 $20,635に加え、1年目の授業料と渡航費の証明の提出が必要になります。

閲覧数:7回0件のコメント

最新記事

すべて表示

2024年度 ワーキングホリデーについて

2023年12月11日に2024年度ワーキングホリデーの受付が始まりました。2024年度の定員は今年と同じ6,500人で、2024年1月8日の週に第一回目のインビテーションが発行されるようです。申請料は今年より少し値上がりし、$172 + オープンワークパーミットホルダー料...

留学から永住権までの一般的な流れ

弊社にお問い合わせされる多くの方に「カナダに移住したい、カナダで働きたいのですが、どうしたらいいですか?」とご質問をいただきます。そこで留学から永住権までの一般的な流れをご説明させていただこうと思います。 カナダの公立カレッジまたは大学の卒業が決まるとポストグラデュエーショ...

Comments


bottom of page